まずは“Tピン”の使い方をマスターしよう

ハンドメイドアクセサリー初心者の方にまず覚えてもらいたいのは“Tピン”の使い方。

これだけ覚えれば簡単に「オリジナルアクセサリー」を作ることができます。

この記事ではこれからアクセサリー製作を始めたい方や、

まだ“Tピン”を使った事がない作家さん向けに

具体的な使い方からどんなモノが作れるのかを解説します。

 

一体どんなモノが作れるの?

“Tピン”を使って作れるのはネックレスに合わせる「ペンダントトップ」や

ピアスやイヤリングに合わせる「チャーム」など主に

アクセサリーのメインとなる装飾部分を作ることができます。

今回はあくまで初心者向けの記事になるので割愛しますが、

慣れてくれば小さなビーズを一つづつ繋いで仕上げた「ビーズネックレス」や

「ビーズブレスレット」などもオリジナルで作ることが可能です。

Tピン ペンダントトップ

Tピン ピアスチャーム

 

Tピンの使い方

そもそもTピンとは、おしり部分がお皿のように広がったピン状のパーツです。

Tピン

必要なモノはこの“Tピン”を通す「穴が空いたビーズ」です。

ビーズの穴にピンを通す事が出来れば、

全てのビーズを“チャーム”や“トップ”として活用する事が可能です。

 

もしもTピンのお皿部分よりも穴が大きかったら・・・

まずTピンと一緒に使えるパーツをご紹介します。

お皿部分よりもビーズの穴が大きくて留まらない場合や、

トップになるビーズに少しアクセントを加えたい場合におすすめ。

使い方はTピンに通すだけでOKです。

ロンデル

アメリカ製 ロンデル№408はこちらから https://beadslot.shop/items/5db0430b48137302919e1347

その他 同じようにお使い頂けるロンデル一覧はこちら https://beadslot.shop/?category_id=5e68a20e9df1634c9d3fa801

 

それではここからは使い方を解説します。

 

 

①穴にTピンを通す

お皿の部分が穴に引っかかり抜けないようになっていて、

トップの場合はこのお皿部分が「下」、

ピンが抜けて出て来た側が「上」になります。

Tピン

 

②出て来たTピンを直角に折る

抜けて出て来たピンを出来るだけビーズとの隙間が生まれないよう直角に折ります。

Tピン

 

③曲げたTピンの先を1cm程残して切る

先ほど直角に曲げた部分から約1cm程離れた先をニッパーなどで切ります。

Tピン

 

④短くなったTピンを丸める

切ったピンに丸ペンチなどを使い丸める。

Tピン

 

⑤丸めたTピンを繋げる

ここまでくれば既にカタチになっているので後は

ネックレス(ブレスレット)やピアス(イヤリング)などご自身が使いたい

アクセサリーに繋いで完成です。丸めたTピン部分を直接繋いでも良いし

別途「丸カン」や「バチカン」を用いると尚良しです。

Tピン Tピン Tピン

 

Tピンの種類

一口に“Tピン”と言っても素材にはいくつか種類があります。

素材の選び方は作りたい製品のグレードによって選ぶと良いでしょう。

ビーズロットで扱っている種類は以下の4種類あるので

市場価格で安価な順にご紹介します。

・真鍮(しんちゅう):最も安く安価な素材
・ステンレス:アレルギー起こしにくく変色し辛い素材
・シルバー925:柔らかく加工しやすく多くのブランドが使用する素材
・K14GF:真鍮の表面を14金で圧着加工していて剥げにくい素材

 

真鍮製“Tピン”はこちら https://beadslot.shop/items/5ebcdafd72b91102c6f7fc13

ステンレス製“Tピン”はこちら https://beadslot.shop/items/5db044885e510e2e96e825fe

シルバー925製“Tピン”はこちら https://beadslot.shop/items/5db04a2048137302919e1bd2

K14GF製“Tピン”はこちら https://beadslot.shop/items/5db045925e510e2e96e82914

 

あると便利な工具

これからアクセサリーを作っていく上で最低限揃えておきたい工具は3点。

・丸ペンチ(必須)…Tピンを丸める
・平ペンチ(あると便利)…カンを開く・形を整える
・ニッパー(必須)…Tピンを切る

今では100均でも手芸用工具が揃っているので、とりあえずどんなモノか

触ってみたい方にはそちらがオススメ。

ただ「丸ペンチ」に関しては上級者や先生方など

いわゆるハンドメイドをお仕事として収入を得ている“プロ”も愛用している

こちらの工具を強くオススメします。

 

こちらは先端がかなり細く作られていて、今後様々な作品を作る上で

いかに繊細で細かな作業が可能かという点において特に素晴らしい工具です。

日本製でとても丈夫なので10年位は平気で保ちます。

 

“9ピン”や“ボールピン”も基本的には同じ使い方

「9ピン」は先ほどお皿だったエンド部分が「カン」になったパーツで

このカンを使って、更に下にもう一つビーズを繋げる事が可能になります。

「ボールピン」はエンド部分が「球体」になったパーツで

フラットな「お皿」とは違い、まるで丸玉などのビーズを通しているような

アクセントを付けられるパーツになります。

 

こちらは先端がアロー型になった珍しいアイテム。

 

 

いかがでしたか?

最初のうちは丸めるのが難しく感じるかも知れませんが、

ある程度の数をこなして慣れてくればそれ程難しい作業ではないのが

きっとご理解頂けると思います。

この記事がこれからアクセサリー作りを初める方の参考になればとても嬉しく思います。

それでは素敵なハンドメイドライフを!!

 

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